三遊亭天どん独演会
~京都公演6&7~
「古典の日」「新作の日」
2021.6.26&27
green&garden
2月に予定しておりましたが、残念ながら開催が見送られ、振替公演として無事終えることが出来ました。
ご来場いただいた皆様にはご不便な面もあったかと思いますが、感染症予防対策にもご協力いただき、ありがとうございました。
また、開催にあたりお世話になった皆様、ご興味頂いた皆様にもこの場を借りて御礼申し上げます。
今回は、はじめての京都2公演。
初日は「古典の日」。
1席目は「牛の子」。
「増補・落語事典/東大落語会・編」(青蛙房)をもとに、埋もれている古典ネタの発掘と新たな再生に挑む、らくご‘@座さん企画の会「落語事典探検部」で、2015年に天どん師匠が再生した噺。
クエストさんから発売されているDVDにも収録されています。
2席目は「首ったけ」。
仲入りを挟んで3席目は季節の噺、「唐茄子屋政談」。
「若旦那は一日しか働かなかった」
という天どん師匠の要約(?)に納得してしまいます。
翌日は、「新作の日」。
1席目は落語刑事が登場する、新作の会にちなんだ(?)「名探偵コテン」。
2席目は、今の時期にピッタリな噺「六月の雨」。
前日アクロバティックに牛と格闘していた師匠とは思えない甘酸っぱいストーリー。
仲入りを挟んで3席目は、こちらも季節の噺。
今月5日の古典落語・新作落語同時ネタ下ろしの会「僕のらくご道」でネタ下ろしされたばかりの「幽霊のいる家」。
末広亭の夜席の出番を控え、テンポよく進み、ここまでで1時間ほど。
急遽、予定より1席追加されることになりました。
4席目は、ワザオギさんから発売されているCDにも収録されている、掛け合いの楽しい「ひろっちゃった!」でした。
まだ不安な状況は続きますが、出来うる限りの対策をしながら続けてゆけたらと思っております。
今後ともよろしくお願い致します。